母の日でもらったカーネーション、いま、どうなっていますか?おそらく、ほとんどの場合で、花が咲かないまま終わってしまったり、下葉が枯れ上がって、もらったときの美しさがウソのようになってしまっているのではないでしょうか。なぜ、そういうことがわかるかといえば、鉢花カーネーションの生産は、ほとんどの場合、外部の環境刺激に左右されない空調を効かせた温室で過保護に管理されているうえ、培養土はコスト削減のために、お世辞にも品質がよいとはいえないような、粗悪な土が使われているからです。食べるものではないため、農薬もふんだんに使われ、水太り状態で無理やり花を咲かせ、ただ単に商品価値を上げるためだけに、ホルモン剤処理のような強引な栽培管理が行われているかもしれません。これでは、そのままでは、汚らしくなっていくだけだというのは、当然といえます。
そうなる前に、能勢・ぎんぶなのうえんで「手当て」してみませんか?
なぜ、ぎんぶなのうえんでそういうことができるかというと、ぎんぶなのうえんでは、園芸技術のプロとして、カーネーションをはじめとするダイアンサス類の露地栽培技術の研究開発を行っているから。露地栽培といえば、各ご家庭の庭の環境とさほど変わりはありません。つまり、能勢・ぎんぶなのうえんで実績が上がっている栽培技術は、各ご家庭でのお庭やベランダでも、それなりの好成績が得られることが期待できるというわけです。
メンテナンス&リカバリーサービスでは、まず、用土の入れ替えを兼ねた植え替えを行います。用土は、実際に能勢・ぎんぶなのうえんでのカーネーション栽培で好成績が得られた独自開発のオリジナル配合用土を用います。絶妙の乾燥性と通気性で、元肥としてようりんと苦土石灰を配合しているため、ガッチリと頼もしい感じの草姿に育つようになり、リン酸の肥効持続効果と苦土によるリン酸肥効促進効果・葉の色揚げ(光合成促進)効果により、花がつきやすい体質に育ちます。これは、市販の培養土での植え替えではできないことです。そして、株の状態に応じて、切り戻しなど、その株にとってベストとなる処置を行います。その後のご家庭でのお手入れ方法も、プロの手ほどきでお教えします。
一度疲れてしまったカーネーション(ダイアンサス)、日に日に劣化が進む状況にあっては、さすがに、すぐに、下の写真にあるぎんぶなのうえんの苗のようになるということはないと思いますが、リカバリー処置後、すぐに実感できる変化としては、劣化がストップするという変化があります。生長期のカーネーションは生育が早いですから、新芽が出るごとに、葉のみずみずしさが確実に増して、徐々に下の写真の苗の状態に近づいていくのを実感できます。そういう変化をしているうちに、気づいてみれば、花芽が出ていた、そういうような変化が見られると思います。うまくいけば、来年には、母の日を過ぎる頃には、自宅でカーネーションを、それも、美しい葉で咲かせることができるかもしれません。「母の日ギフトでもらった鉢植えカーネーションは切り花感覚」という消極的な思い込みが覆る快感、自己肯定感が爆上がりする、忘れかけていた園芸の真の楽しさに気づく快感が味わえることでしょう。
銀鮒の里アカウントをお持ちで、ログインしてコメントを頂いた方で、能勢・ぎんぶなのうえんに、カーネーションの鉢植えをお持ち込みいただける方には、(土・肥料等の費用サービスで)無料にてご提供させていただきます。これは、40年の園芸キャリアに裏打ちされた能勢・ぎんぶなのうえんの園芸技術に自信があるからこそできることです。ぜひ、この機会に、能勢・ぎんぶなのうえんの園芸技術を実感してください。
※梅雨明け2週間くらい前までの、酷暑期に入るまで(6月中まで)が作業適期です。梅雨明け後からお盆明け前までの酷暑期(7月から8月中旬頃)など、作業に向かない時期のご依頼はお断りすることがあります。お早めのご依頼をおすすめします。
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