【食育】トマトの旬に関する重大な誤解

あなたは、トマトの旬は、春の今だと思ってはいませんか?

たしかに、マスメディアでは、そのようにいわれていますし、スーパーでもトマトの取扱量が多くなり、価格も手頃になります。

トマトの旬が今だと信じ込んでいる方は、周囲に影響されやすく、思考停止に陥っている可能性があります。

よく考えてみてください。いま、露地の畑でトマトを収穫しているのをみたことはあるでしょうか。昭和の頃は、トマトといえば、ポンデローザや世界一のような固定種を露地植えにするのが通常の栽培方法で、7月から9月が収穫の最盛期となっていました。トマトはメキシコから南米のアンデス山脈の高原地帯が原種の原産地とされており、暑さにも寒さにも弱いため、栽培には特別な工夫が必要です。とはいっても、体力のある成株の暑さに対する適応性はかなりあり、最高気温が35℃を超えたとしても、露地植え向きの固定種であれば、多少疲れるものの、問題なく成長することができます。

そうです。トマトの旬は、7月から9月の盛夏から初秋にかけての時期です。トマトは、播種から成株になるまでには長い日数を要し、5月に露地(トンネル不使用)まきした場合は、梅雨明けの7月下旬頃からの収穫になってしまいます。ただ、猛暑の影響を受けやすいため、収穫量が多くなるのは、涼しくなり始めるお盆明けの8月下旬から9月までの頃となります。

マスメディアでトマトの旬が春の今だというのは、トマトは温室での促成栽培で育てる野菜だと決めつけているからです。最近のスーパーのトマトが水っぽくておいしくないのは、温室の促成栽培であることに加えて、硝酸性窒素で水太りさせる栽培方法や、見た目(輸送性)重視のF1種であることの複数の負の要因が重なっているためなのです。

能勢・ぎんぶなのうえんトマトのご予約受付中

能勢・ぎんぶなのうえんでは、昭和の頃のようなトマトの本来の味を大切にしています。品種はフレーバーの濃い固定種に限定、ハウスは使用せず、適期露地植えします。化学合成農薬や硝酸性窒素、動物性肥料は使用せず、カルシウムやマグネシウムを強化した施肥技術により、固定種トマトの品種特性でもある本来の青臭みのある風味を最大限に引き出します。一般的な有機や自然農法を超えた納得の品質のトマトを、農芸化学の技術の粋を結集してつくる能勢・ぎんぶなのうえんトマト、銀鮒の里アカウントご利用者(新規取得者を含みます)を対象に、旬の受け取り予約を受け付けています。品種は、ポンデローザ(大玉・赤色;固定種)、世界一(大玉・赤色;固定種)、プリンチペ・ボルゲーゼ(小玉・赤色(加熱調理・サンドライ用);固定種)を予定しています。いずれも、他の農園にはない安心の品種保証・トレーサビリティ(栽培履歴)情報付きです。お渡し可能時期は、7月下旬から9月の予定です。(気象条件などに左右される農産物のため、前後する可能性があることをご了承ください。)ぜひ、この機会に、銀鮒の里アカウントを取得いただき、ログインのうえ、この記事に、あなたの欲しい気持ちをコメントしてください。(「こどものための農園」というコンセプトのため、子育て世帯の方を優先させていただきます。)

※化学肥料は使用します。その際に使用する化学肥料は、成分が化学的に特定され、肥料添加物の心配がない単一成分肥料を厳選して使用します。

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