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またも新潟県胎内市の採卵養鶏場で鳥インフルエンザ禍、今季同市2例目、約28万羽殺処分…ほか関連ニュースあり

畜産問題

またも新潟県胎内市で

9日、新潟県胎内市の採卵養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。新潟県は、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約28万羽を殺処分しています。今季、それも同じ11月上旬に同じ胎内市で2例立て続けに発生するという異常事態です。このような状況にあっても、新潟県は、「鶏肉・鶏卵は『安全』です」との楽観対応です。(下の写真参照)

本記事配信時点での新潟県公式ホームページ

●新潟県の情報
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/chikusan/20251109hpai-4.html

当然の現実明るみに、防疫作業で心身の不調、少なくとも20県で、共同通信調査

FMGがかねてより警告していたことが、共同通信社の調査で明るみになりました。

共同通信社は8日、調査対象の37道県のうち、20県で、防疫作業の従事者が心身の不調を訴えている実態を把握しているという、同社の調査結果を発表しました。残りの15道県は不調の訴えは「特になし」、2県は「実態不明」ということです。この結果に関してFMGは、次のように分析します。

20県の心身の不調の訴えは当然の結果であり、かねてより警告していたことが、いよいよ白日の下にさらされることになりました。問題は残りの17道県です。常識的に考えるかぎり、殺処分は肉体的労力よりもはるかに過酷な精神的苦痛を強いられる作業であり、「殺処分の光景を思い出して泣き出してしまう」というような訴えが実際にもあるように、PTSD(心的外傷ストレス障害)などの精神的症状を訴えるようになって当然の状況であるということ、加えて、この調査は各道県に対する、報道機関による調査であり、ごまかしても法的拘束力がないため、17道県は、ほんとうに「職員からの訴えがない」のではなく、「臭いものに蓋」をしている可能性が高いと考えられます。逆に、ほんとうに「訴えがない」というのがきわめて不自然であるというわけです。

通常であれば、罪のない動物を殺める行為は、動物愛護法でも処罰される、道徳的にも悪い行為です。ところが、高病原性鳥インフルエンザの防疫作業では、そのような行為を強制されるわけですから、常識的感覚をもっているかぎり、PTSDなどを発症してもおかしくはない、究極の「ブラック労働」といえるわけです。殺傷の対象が動物であるという違いはあるものの、自治体職員などへの防疫作業命令は、敵国の人を殺傷せしめる戦争への動員命令の「赤紙」を想起させます。戦時中は、戦争に行くことは、当然の「必要悪」とされていました。鳥インフルエンザ有事の防疫作業もまた然りです。その時点では、罪悪感を押し殺して実行する必要悪であっても、道徳的には悪であるということは揺らぐことはありません。だからこそ、戦時中の兵士も防疫作業員も、PTSDなどの精神的症状を訴えるのです。そのような普遍的悪が「必要悪」というかたちでまかり通るようなことを許さないために、私たち一人ひとりは何をすべきか、考えるべきではないでしょうか。

※PTSD(心的外傷ストレス障害):自身が生死の淵を彷徨うような状況(自然災害・事故など)におかれたり、道徳的に悪い行い(殺生など)を、何らかの理由(理不尽な命令、緊急召集命令など)で強制されるようなことを経験したことで、その後に、その悪い体験シーンを思い出すフラッシュバックにより、苛烈な悲嘆が生じたり、あるいは、極度に特定の行動を回避したり、極度の覚醒状態が生じることで、休職などで社会的生活に著しい困難を伴う精神症状。

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