岩手・千葉・愛知で鳥インフルエンザ同時多発、岩手・千葉はいずれも40万羽超、愛知は今季6例目

岩手県盛岡市で同市2例目、約40万羽

岩手県は11日、同県盛岡市のバタリーケージ採卵養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の疑似患畜が確認されたと発表しました。岩手県は直ちに、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約40万羽の殺処分を進めています。この採卵養鶏場は、岩手山頂の東北東約10kmの岩手山麓にある、盛岡市における養鶏集積地域を形成している主要養鶏場のひとつになっており、盛岡市での1例目も同地域で起きています。

千葉県銚子市で約40万羽

千葉県は12日14時、同県銚子市のバタリーケージ採卵養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の疑似患畜が確認されたと発表しました。千葉県は直ちに、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約41万羽の殺処分を進めています。この採卵養鶏場は、銚子市西部に位置しており、隣接する旭市とともに養鶏集積地域を構成する採卵養鶏場のひとつとなっています。

愛知県常滑市で同県・同市6例目、殺処分数累計約59万羽

愛知県は11日、同県常滑市のケージ採卵養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の疑似患畜が確認されたと発表しました。愛知県は直ちに、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約1万7,000羽の殺処分を進めています。愛知県内では、同じ常滑市内ですでに5例が発生しており、今回は6例目となります。今回を含めると、同じ常滑市内での殺処分数の合計は、約59万羽となります。常滑市を含む知多半島北部は、愛知県内におけるうずら等を含む家禽飼養農場集積地域のひとつとなっています。

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