能勢・ぎんぶなのうえんだより(2024年12月22日)

ぎんぶなのうえんからのお知らせ

北イタリア・ベローナのチコリで祝うクリスマスはいかが?

チコリRossa di Veronaの収穫イメージ

能勢・ぎんぶなのうえんでは、今年もクリスマスシーズンを彩るイタリア伝統品種のチコリが収穫期を迎えています。今年栽培している品種は、北イタリア・ベローナの伝統品種Rossa di Verona(ベローナ紅チコリ)です。

酷暑の8月に播種し、アブラナ科野菜が壊滅状態となるほどの猛烈な暑さと格闘しながらの育苗で、生育が心配されましたが、チコリは大部分が良好に生育してくれました。9月に、く溶性肥料と植物性堆肥を十分に施した畝に定植し、10月まで硫安施肥で肥培管理を行い、株がほぼ出来上がった11月からは、窒素を徐々に抜き、チコリの要となる芯の締まりの充実を図りました。12月に入ると、寒さで外葉が枯れ始めると同時に、芯がしっかり締まります。収穫し、枯れた外葉をむしると、素晴らしい赤紫色と、葉脈の白色のコントラストが美しい、チコリのあの美麗な姿を現します。お店で売られているチコリが小さいのは、枯れた外葉を除去したかたちで売られているからなのです。当園のチコリは、比較的大きめの品種ですが、それでも、外葉をむしると、畑の姿からはかなり小さくなります。能勢の、夜間は氷点下に達する激しい冷え込みで、可食部の内葉はしっかりと締まり、シャキシャキとした歯ざわりよい仕上がりとなっています。このRossa di Veronaは、チコリ特有の苦味は控えめでありながら、一見して淡白なようで、実は力強い風味を感じることができます。アメリカ産などの海外産が多いチコリですが、能勢・ぎんぶなのうえんに、この時期、クリスマスチコリを収穫に訪問していただければ、他では手に入らない、鮮度最高の状態で、新鮮だからこそ味わえる力強い味わいのチコリが手に入ります。現在のところ、23・24・25日も能勢・ぎんぶなのうえんで作業を行う予定ですので、各日ご来園・お受け取りいただけます。ぜひ、銀鮒の里アカウントでログインしていただき、ご来園予約のうえ、ご来園ください。ぜひ今年のクリスマスは、本場北イタリア・ベローナのチコリで、本物志向のクリスマス・ディナーで祝ってください。

Rossa di Veronaチコリ おすすめの召し上がり方

食べやすい大きさ(2〜3cm幅)にちぎったチコリを皿に盛り、粗海塩・バルサミコ酢・エクストラバージンオリーブオイル、黒胡椒をかけます。そこに、クラッシュしたブルーチーズ(ゴルゴンゾーラ・ピカンテがおすすめ)を散りばめると、シンプルなフレッシュチコリサラダのできあがりです。スモークサーモンや鯛・帆立貝などの刺身と合わせてカルパッチョにすると、ひときわ豪華なディナーディッシュになります。ディルのリーフやサラダバーネットなどのフレッシュハーブともよく合います。

コメント

⚠警告:非認証ユーザーのコピー行為はあなたにとって重大な法令リスクを伴います。
PAGE TOP