【夏休み限定】夏休み自由研究応援企画!オープンソース(固定種・原種)農業について親子で学ぼう!

能勢・ぎんぶなのうえんは、日本の持続可能な農業のあり方について、真剣に考えています。

化学合成農薬不使用のIPM、資源循環型農法の実践など、能勢・ぎんぶなのうえんでは、SDGsの取り組みでもある、持続可能な農業に関する、さまざまな取り組みを行っていることは、これまでにも、FMGの能勢・ぎんぶなのうえんだよりなどでもご報告させていただいているとおりですが、なかでも固定種や原種といった、特定の種苗権者による権利の独占がないオープンソース品種に特化した栽培の取り組みは、能勢でもほとんど行われていない、能勢・ぎんぶなのうえんの特徴的な取り組みとなっています。

今、日本の農業は元気がないといわれていますが、なぜだと思いますか。その最も主要な原因のひとつが、固定種や原種を作付けし、毎年自家採種をして、農作物の生命をつないでいくオープンソース農業の絶滅の危機です。オープンソース農業が衰退すると、なぜ問題なのでしょうか。あなたは考えたことがあるでしょうか。現在、ほとんどの農業者は、種苗会社などの一代交配(F1)種子を毎年買い求めて栽培しています。一代交配の品種は、自家採種をすると、子には親と同じ形質が継承されることがないため、実際上は自家採種ができず、当季限りの「植え捨て」です。すなわち、当季限りで生命が途絶えてしまうことになり、種苗会社に依存する分だけ生産性も落ちるということになるのです。これでは、本来は生産性や利殖の象徴ともいえるはずの本来の農業ではなく、農業そのものが元気がなくなるのも当然だと思いませんか。前にも述べたように、現在、能勢町内でオープンソース農業に取り組んでいる農業者は、能勢・ぎんぶなのうえんを除いては、数えるほどしかないとされています。現在、能勢・ぎんぶなのうえんでは、おそらく能勢町内でもほとんど栽培事例がないような、非常に希少な品種を含めて、固定種品種を、志を同じくする社会起業家(市民運動家)の農業者と域内で分かち合える、ジーンバンクの仕組みづくりを目指して、少量でも多品種の作付けを行っています。

今まさに、小・中学校の夏休みまっただ中です。能勢・ぎんぶなのうえんでは、ちょうど今、夏秋野菜(トマト、唐辛子)の収穫が始まろうとしており、その一方で、秋〜翌春にかけて収穫期を迎える野菜の播種・育苗の準備も始まっています。能勢・ぎんぶなのうえんに親子でご来園いただき、一日どっぷり、オープンソース農業の実体験を通じて、親子でオープンソース農業を学んでみませんか?所定の条件を満たせば、参加は無料です。そのうえ、固定種野菜収穫し放題(※数量・期間限定)が無料で付きます。これも、営利を目的としない、半公開型の教育農園だからこそできることです。かけがえのない、限られた夏休みの貴重な時間です。ぜひこの夏休みは、能勢・ぎんぶなのうえんを自由研究に活用して、親子での学びをお楽しみください。博士(農学)が栽培管理を手掛ける能勢・ぎんぶなのうえんは、小・中学生の夏休み自由研究を全面的に応援します。

参加条件

下記の条件を全て満たす場合、能勢・ぎんぶなのうえんでのオープンソース農業ワークショップ(夏休み期間中随時開催)に無料でご招待のうえ、固定種野菜の収穫し放題の特典をお付けいたします。

  • 親権者が有効な銀鮒の里アカウントを保有しており、かつ、そのこどもが小学生または中学生であること(新規登録の場合も対象)
  • 銀鮒の里アカウントを使って、積極的かつ日常的にコミュニケーションを行うこと
  • 固定種や原種などのオープンソース品種を扱う農業や食育などに関して熱意を持って取り組む明確な意思があること
  • 親子ともに、純粋で正直(素直)なこころを持っていること(※きわめて重要です)
  • 安全・防疫規定を遵守するなど、主催者である能勢・ぎんぶなのうえんの指示・ルールに従うこと

お申し込み方法

お申し込みはとても簡単です。まだ銀鮒の里アカウントをお持ちではない方でも、簡単にお申し込みできます。ここでは、銀鮒の里アカウントをお持ちではない方向けの方法をご案内いたします。(パソコンのご利用を推奨します。)

  1. 記事上の[銀鮒の里アカウント]ボタンをクリック(タップ)し、銀鮒の里アカウントについての説明を全てお読みいただき、ページ最下部にある緑色のボタンをクリック(タップ)し、銀鮒の里アカウント新規交付申請フォームを表示します。
  2. 銀鮒の里アカウント新規交付申請フォームに、あなた(親権者)のお名前、親権者の仕事用メールアドレス、取り組みたいことなど(自由入力)を入力し、最下部の[確認]ボタンをクリック(タップ)してください。「取り組みたいことなど(自由入力)」欄には、能勢・ぎんぶなのうえんでのオープンソース農業ワークショップに参加希望である旨の意思表示を必ず明確行ってください。(システム上は非必須項目ですが、入力が確認できない場合、能勢・ぎんぶなのうえんでのオープンソース農業ワークショップへの参加への意思確認ができないため、事務手続が手間取ることになる可能性があります。)
  3. 銀鮒の里アカウント管理事務局からは、銀鮒の里アカウントの交付通知が、能勢・ぎんぶなのうえんからは、能勢・ぎんぶなのうえんでのオープンソース農業ワークショップへの参加案内に関する重要なメールが、銀鮒の里アカウントと紐付けられたメールアドレス宛に届きますので、必ずお読みいただき、指示に従ってください。(これらのメールは、72時間以内に届きます。できるだけ早く送信できるよう努めますが、時間に余裕をもってお手続きをお願いします。)

現在、銀鮒の里アカウントをお持ちの方は、能勢・ぎんぶなのうえんへの直接メール送信でお申し込みください。

締切

2024年8月11日23:59必着

お問い合わせ(これから銀鮒の里アカウントを取得される方向け)

記事の上にある[ご相談窓口]をクリック(タップ)してお問い合わせください。

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