能勢・ぎんぶなのうえんだより(2024年4月3日)

昨日2日の時点では、能勢・ぎんぶなのうえん前の桜の大木は、ほとんど開花していませんでしたが、圃場に向かう途中の一庫ダム沿いの桜はほぼ満開でした。きょうはあいにくの雨ですが、花散らしの雨にならないことを願うばかりです。

さて、能勢・ぎんぶなのうえんは、夜間の凍結の心配もほぼなくなり、本格的な春が到来しています。梅雨に匹敵する異例の長雨の影響で、今年の春の農繁期は苦戦を強いられていますが、2日は、春らしい作業に一気に取り組むことができました。

エントランスのナチュラルガーデンが充実します!

これまでは、花がない時期が長くなってしまったり、草堆肥場になっていたりと、「ぎんぶなのうえんって、何やってんの?」と言われてもおかしくないような姿が続き、申し訳ありませんでした。しかし、これにはちゃんと訳があります。ナチュラルガーデン造成予定地を1年程度かそれ以上の期間、堆肥場にしておくと、堆肥の下は、非常に肥沃でフカフカの黒い土になっているのです。1年間、じっくりと我慢することにはなりますが、その先には、明るい将来が待っているのです。ガーデナーの庭園づくりは一朝一夕にしてならず、数年がかりで、自然の流れに身を任せながらつくっていくといいますが、能勢・ぎんぶなのうえんでも、そういった取り組みをやっているというわけです。

エントランスは緩やかな下りの傾斜になっていて、上にいくほど乾燥しやすい特徴があります。この特性を活かした植栽を行っています。2日は、入口東側の区画を整備し、堆肥場にしていた場所もナチュラルガーデンとして拡大する作業を行いました。そこには、自家育苗のダイアンサスやリクニス(カルセドニカ種)に加えて、今年からの新規導入種を植栽することで、初夏を中心に賑わうガーデンになる予定です。

のらぼう菜が旬です!

今年も、甘みと香りが素晴らしいのらぼう菜ができています。太い茎も柔らかくシャキシャキしていて、甘みがあります。花や葉も素晴らしい香りは、品種特性に加えて、能勢・ぎんぶなのうえんのこだわりでもある塩化物不使用・硫酸塩施肥によってもたらされます。能勢・ぎんぶなのうえんののらぼう菜のおいしさを実体験できるのは、能勢・ぎんぶなのうえんのご来園者だけ。旬は4月中旬頃までの期間限定です。(旬が過ぎると、採種時期に入り、種の収穫後、イタリア夏野菜を植える予定です。)ぜひ、あなたも期間限定の春の旬の味、のらぼう菜をご賞味ください!能勢・ぎんぶなのうえんへのご来園は、銀鮒の里アカウントを取得・ログインし、ご指定の方法でご予約のうえでお願いします。

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