12日、兵庫県たつの市にある養鶏場から、「2日間で鶏5羽が死んでいる」との通報が姫路家畜保健衛生所にあり、同衛生所が簡易検査を行ったところ、死亡した5羽と周囲にいた鶏1羽からAI陽性が確認された。これは、同日、兵庫県が発表したものであり、神戸新聞が報じているが、この記事の配信時点では、兵庫県の公式ウェブサイトでは発表されていない。現在、遺伝子検査が行われているとみられ、13日の午前中には結果が判明する予定という。遺伝子検査でHPAIが確認された場合、この養鶏場の鶏約3万8,000羽はすべて殺処分される。
たつの市やその周辺の西播地域は、兵庫県内の採卵養鶏集積地域のひとつで、この地域で生産された鶏卵は大消費地の関西圏を中心に出荷されている。赤穂市には、飼養羽数約180万羽のバタリーケージ養鶏場(メガロポートリー)もある。
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