巨大プラットフォーマーGAFAMのひとつ、米アマゾンは5日、Z@H(Zubora at Home; ネット連携型家庭向けズボラ)ビジネスの先駆者的存在として知られる米アイロボット社を約17億ドル(約2,300億円)で買収すると発表した。アイロボット社は、AWAREと呼ばれる独自のAIを搭載した家庭用ロボット掃除機「ルンバ」で有名だが、近年は業績が低迷し、直近の決算(2022年4〜6月期)でも赤字を計上していた。
一方、ネット書店から事業拡大したアマゾンは、アレクサという独自のAIを搭載したスマートスピーカーをはじめとするIoT家電事業を拡大しており、今回のアイロボット社買収で、Z@Hビジネスを一気に加速する狙いがあるとみられている。
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