1日、NHK Eテレで放送されたこども向け番組「ビットワールド」で、ヴィーガンやEACP((自らアレルギー体質を持つなどで)卵アレルギーを気にする人)を無視した番組制作を行っていた実態を、ふなあん市民運動メディアの番組倫理審査で突き止めた。問題の内容は、デジタルテレビのデータ放送機能を利用した10問のクイズゲームで、その10問目において、「買った卵が割れた、さあ、どうしよう」という設問で、ヴィーガンやEACPが回答に困るような設問設定しかしていなかったというものだ。設問は、テレビリモコンのカラーボタンの個数の関係上、4つの選択肢で、その中には、ヴィーガンやEACPの人が選択できる選択肢が設定されていなかった。これに対してNHK(ふれあいセンター 放送)は、「これが普通です」と答えた。そのうえで、その「普通」と判断する基準について、ふなあん市民運動メディアが質問したところ、「普通は普通です。わかりません。」と曖昧な回答しかしなかった。このことから、ヴィーガンやEACPの人の権利を無視した、SDGsを考慮したとはいえない、NHK Eテレのズサンな番組制作の実態が明るみになった。問題の番組の「ビットワールド」は、毎週月曜日から木曜日までの同じ番組時間枠で放送されている「天才てれびくん,hello」の関連番組であり、「天才てれびくん,hello」とともに、銀鮒の里学校が教育有害番組(公共放送の番組として非常に不適切(適切な教育を阻害するおそれあり)であり、直ちに廃止すべき番組)に指定している。
【注目!】問題の発言を含むNHKの回答を含むやりとり(録音記録)
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