「マグちゃん」という科学的根拠のないマグネシウム洗濯具で4月に消費者庁から景品表示法違反の措置命令を受けた宮本製作所(茨城県古河市)が、19日、同庁から、3,606万円の課徴金納付命令を受けました。景品表示法違反に基づく課徴金は、対象期間は3年を上限とし、当該商品の売上の3%を課することとなっています。
「これ、ニセ科学かな?」と思ったらまず、市民運動経験豊富な化学の専門家にご相談を
このマグちゃん問題は、当ふなあん市民運動メディアの執筆者が消費者庁に公益通報後、数年もの歳月をかけて事案化されたものです。(「(マグちゃん景表法違反は合成洗剤メーカーの陰謀」などという情報が商業SNS等に流れていることを確認していますが、すべて根拠のないデマです。ご注意ください。)このように、国の省庁や地方行政機関での事案化には、事案の内容にもよりますが、通報から数年を要する場合もあり、事案化に至らない場合もあります。このような行政特有の動きの遅さの原因としては、国や行政機関の職員の化学力の問題も考えられます。
そこで、マグちゃんのように、ほんとうにニセ科学としての悪質性がある可能性がきわめて高いと思われる「胡散臭い」商品やサービスを目撃された場合には、放置せずに、直ちに銀鮒の里コミュニティにご相談をお願いします。公益通報そのものは、だれでもできますが、科学的根拠に疑問がある問題として担当官に気づかせやすい書き方もありますので、違法でも見逃される理不尽を回避し、正確な取り締まりが実現できるようにするには、市民運動のプロに一任するのが無難です。
いたずら等を防止するため、専門家への相談や情報提供には銀鮒の里アカウントの取得を必須としています。情報提供の際は、「なぜ科学的根拠がないと思うのか」を論理的かつ明確に示していただく必要があり、「なんとなく胡散臭い感じがする」ように、よくわからない場合は、事前に相談することを求めています。ニセ科学は犯罪として許さない社会正義を実現するため、みなさまのご理解ご協力をお願いします。
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