大阪市が山崎製パン(ヤマザキパン;東京都千代田区;以下、ヤマザキパン)と癒着し、私企業商品の販売促進に積極的に関与していたことが、ふなあん市民運動メディアの調べで明らかになった。自治体と企業とのコラボレーションとしては、社会通念をあまりにも大きく逸脱したこれらの取り組みは、激甚災害級の新型コロナ禍の最中、府市政論議大炎上の火種を呼ぶことになるのは必至とみられる。
激甚災害級のコロナ禍で「ヤマザキ大阪市」はこどもの腸を汚すつもりか?
もはや大阪市はヤマザキパンの傘下団体「ヤマザキ大阪市」なのか。大阪市のウェブサイトによると、ランチパックの売上の一部を児童教育施設(図書館)、「こども本の森 中之島」の運営のために献金するプロジェクトは、ヤマザキパンからの要請を引き受けることで開始したのだという。プロジェクトの対象が児童教育施設の運営支援ということから、こどもや子育て世帯を狙っている意図があるとみられる。ランチパックは、市民社会の間では、こどもの腸を汚すおそれのあるジャンクフードとして悪名高い。想像に易しだが、ランチパックは野菜使用量はゼロないしはきわめて少なく、原材料由来の食物繊維含有量がきわめて少ない一方で、食品添加物の配合量が異常に多い超低繊維超加工食品だ。このような超低繊維超加工食品は、大腸の腸内細菌叢を劣化させ、こどもの便秘や腸管感染症、さらには便秘に起因して起こる大腸がんの高リスク要因となる。こどものうんちが異常に臭かったり、異常に硬い場合は、ヤマザキパンやマクドナルドを食べる習慣を疑ってほぼ間違いないほどである。
最近、激甚災害級の新型コロナウイルスパンデミックで騒がれているが、実は、超低繊維超加工食品で大腸が汚れることで免疫力が低下し、新型コロナウイルスに日和見感染することが、パンデミックの重要原因であることは、このふなあん市民運動メディア以外のメディアや行政のアナウンスでは、ほとんどクローズアップされない。マスク着用者が大多数を占め、ワクチン接種が開始したにもかかわらず、感染者はそれに逆らうかのように増加していることは、マスクやワクチンによる感染予防効果よりも、腸内細菌の劣化による感染リスクの増大のほうが勝っていることの現れかもしれない。正しいリスク認識が定着しないその背景を熟考するとき、大阪市や大阪府をはじめとする行政とヤマザキパンなどの巨大食品会社とが癒着し、忖度しているのではないかという疑惑が浮上してくる。おなかを守り、コロナ感染拡大を阻止するためにも、今後、徹底した真相究明が求められる。
市民メディアの洞察力で新疑惑浮上!アキタフーズ関与疑惑も
こども本の森への献金対象となるランチパックには、ある共通点がある。賢明な読者の方なら、もうお気づきだろう。それは、
鶏卵を大量に使用している
ということである。上の大阪市のウェブサイトで紹介されている対象品目は「ベーコンたまご&マヨネーズ」で、大量の卵が使われているし、最近、ふなあん市民運動メディアの調査で確認した「たまご&だしマヨ」も、これでもか、といわんばかりの卵が使用されている。奇しくも昨年12月というのは、アキタフーズ鶏卵汚職事件で大問題となった時期と重なる。そのような折に、コロナ禍の最中にある市民はここまで勘ぐり深くはないだろうと割り切ったのだろうか、どさくさ紛れのアキタフーズは、卵離れによる消費低下を恐れてか、ヤマザキパンを介して、大阪市に販路を見出そうとしたのかもしれない。それがこの卵をふんだんに使用したランチパックCSRキャンペーンかもしれない、いや、きっとそうだろう、という疑惑が急浮上してきたわけである。
アキタフーズ(広島県福山市)は国内第二位、関西をはじめとする西日本ではシェア首位のケージ卵生産会社であり、関西で流通するアキタフーズのケージ卵の大半は、広島県庄原市の山奥にある関連生産会社「東城ポートリー」のバタリーケージ群(上の写真)で生産され、大阪府柏原市の同社GPセンター(選別包装場)でパッキングされている。(イオン(千葉市)のプライベートブランド「トップバリュ」の卵があるほか、関西スーパー大手のライフコーポレーション(大阪市)でも、ケージ卵シェアの大半を占めている。)ランチパックなどで大量のケージ卵を消費する大口需要家であるヤマザキパンが、その多くを渦中のアキタフーズから仕入れている可能性は、市場状況から考えてきわめて高いといえる。そこで、ヤマザキパンに、「ランチパックなどで使用する卵はアキタフーズのものか」を質問したところ、ヤマザキパンは、いつものノーコメントを貫いた。さらに、本音なのだろうか、ヤマザキパンは取材者に対して思わず「キチガイだ」という誹謗中傷発言を吐露する有様。その後の質問に対しても、回答拒否、電話しても居留守で対応拒否という不誠実さが際立った。
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