新型インフルエンザ未然防疫アクション(案)

鳥インフルエンザウイルス変異型の新型インフルエンザウイルスは、新型コロナウイルス(COVID-19)を超越する脅威として、その発生が大いに懸念されています。現在の新型コロナウイルスが知られた当初は、ウイルス流行の季節性がないことも知られていなかったことから考えても、新型インフルエンザウイルスが、従来型のインフルエンザウイルスのように冬期のみ流行するとは限りませんし、これまでになかったほどの強い病原性により、死に直結するようなショック症状や激しい苦痛を伴う症状が現れるかもしれません。現在のインフルエンザワクチンや抗インフルエンザ薬が効くという保証もありません。もし現実になれば、新型コロナウイルスでの死者数を超える死者数を出すのではないかとも試算されています。世界では、感染症はこれまでの工業的畜産がその原因をもたらしているとも考えられています。

私たちは、今、新型コロナウイルス禍の教訓を活かし、予防の原則に基づき、真の殺人ウイルスになることが懸念されている鳥インフルエンザウイルス変異型新型インフルエンザウイルスの発生を未然に阻止する防疫アクションを起こす必要性に迫られています。緊急事態と認識のうえで、以下の行動を広く求めます。

  • 鳥インフルエンザの感染拡大の高リスク要因である採卵鶏のケージ養鶏やブロイラーの過密飼育に反対し、購買行動にその意思を反映すること。(鶉など他の家禽類についても、鶏と同じくすること。)
  • その他の人畜共通感染症の防止のために、鶏以外の畜産動物の工業的畜産にも反対し、購買行動にその意思を反映すること。
  • 可能なかぎり、ヴィーガンの生活様式を取り入れ、日常の生活で継続的に実践すること。
  • 常に腸内環境を意識し、免疫力を高く保つ努力をすること。

保健所などの保健関連行政機関においては、栄養改善としてのヴィーガンや、動物福祉に配慮した家畜の飼養方法の人畜共通感染症の未然防止法としての有効性が国際的に一般的になりつつあることを真摯に受け止めたうえでの市民への普及啓発をお願いします。

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