【#WNTD2024】世界禁煙デー2024、国際スローガンは「タバコ産業の干渉からこどもたちを守ろう」

きょう、5月31日は、WHO世界禁煙デーです。

今年のWHO国際スローガンは、「タバコ産業の干渉からこどもたちを守ろう」です。

世界のタバコ産業(タバコ会社)は、CSRの一環と称した、こどもとの関わりに躍起です。一見して、こどもの健全な成長を支援するかのようにとれる取り組みでも、そこには、「こどもたちは将来の喫煙者(顧客)。我々タバコ会社を好きになって、近づいてもらおう」という本音が潜んでいることを忘れてはなりません。このようなことは、当然、WHOや地域の保健行政、医療関係者などはお見通しで、FCTC(タバコ規制枠組み条約)でも、タバコという猛毒を売りさばくことに対する免罪符となるようなタバコ会社のCSRを禁止しています。しかし、特に日本では、FCTCがほとんど遵守されていないのが現状です。日本におけるこどもを対象としたCSRでは、JT(日本タバコ産業)による「将棋日本シリーズ テーブルマークこども大会」「JT小学生バレーボール教室」「ひろえば街が好きになる運動」などがあります。もちろん、これらすべてはFCTC違反です。

FMGでは、当初より、WHOの世界禁煙デーの取り組みに賛同し、世の中からタバコをなくしていく運動を推進しており、市民運動に参加していただくみなさまにも、タバコのない安心の市民運動を推進していただけるよう、非喫煙者であるという前提条件を定めております。とくに、こどもが関わる教育に関する運動では、タバコ問題は非常に大きな問題です。当然、これまでも、こどもをタバコに近づけることは、心身ともに許されないことだと訴えてきましたが、この訴えをあらためて大きくし、この切実な問題を考える機運をさらに高めることを確認します。

●WHO世界禁煙デー2024 ウェブサイト(国際・欧州圏向け)
https://www.who.int/europe/news-room/events/item/2024/05/31/default-calendar/world-no-tobacco-day-2024–protecting-children-from-tobacco-industry-interference#

ちなみに、日本(厚生労働省)独自のスローガン(2024年禁煙週間)は、「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」となっています。

●厚生労働省 2024年世界禁煙デーについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202210_00014.html

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