アスパルテーム発がん性分類公表まであと3日、世間の反応は

中国産キムチのほとんどに使用で衝撃走る、韓国

韓国の国民食キムチ。そんなキムチも、韓国の市場では、廉価品のニーズに対応するためなのでしょうか、中国産の輸入キムチも多くなっているといいます。韓国国内で流通する中国産輸入キムチの約85%にアスパルテームが使用されているという実態を、韓国メディアのソウル聯合ニュースが5日付で、センセーショナルに報道しています。日本での梅干やたくあん以上に、韓国ではどこの家庭でも身近にあるキムチだけに、韓国では高い関心をもって捉えられているとみられます。

「今はこれまでどおり、対応は公表後検討する」味の素

日本国内におけるアスパルテーム原体供給メーカーで、小分けの甘味料商品メーカーでもある食品添加物大手の味の素(東京都中央区)は、「今の時点では、これまでどおり安全性を主張し続けるしかない」としながら、「新しい対応は、(IARCの)公表後に検討する」と答えています。平静を装いながら、内面ではかなり焦っているものとみられます。このような対応は、アスパルテームを多量に消費する立場にある清涼飲料水メーカーなども同様とみられます。取材の時点で、味の素のウェブサイトには、IARCがアスパルテームの発がん性分類を決定した旨の記述は一切ありませんでした。

10日時点でもシカト対応の偏向報道、公共放送NHK

公共放送のNHK(東京都渋谷区)が運営するNHK NEWSWEBの記事検索を行ったところ、10日の時点においても、「アスパルテーム」に関する記事は一件もヒットしませんでした。NHKは味の素などから口止め料を受け取る関係にあるのでしょうか。そのように疑われても致し方のない状況といえます。このようなNHKの偏向報道のあるまじき実態に関して、FMGはあらためて抗議しました。

IARCによるアスパルテームの発がん性分類結果の公表は、14日に、全世界に向けて行われる予定です。これからの動向に注視しましょう。

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