20日午前9時47分頃、NHK総合で生放送の情報バラエティ番組「あさイチ」で、NHK大津放送局の職員が、滋賀県高島市での生中継中に飲酒していたことがわかりました。(写真参照)この職員は、同市の酒蔵で鮒ずしをあてにして、この酒蔵の日本酒を少なくともお猪口一杯を飲酒していました。このシーンを捉えたFMGは、NHKに対して、「公共放送で業務時間中に飲酒するとは倫理上の誤解を招きかねない由々しき行為だ」として、NHKの服務基準管理の甘さを痛烈に批判したうえで、この職員のその後の行動について、視聴者に報告するように要請しました。
NHKでは、同ふれあいセンターの職員に業務中飲酒の疑いが指摘されたり、同 Eテレ(教育チャンネル)の番組「知恵泉」で、出演者の飲酒を想起させるような演出があるなど、アルコール・飲酒に関する甘い認識が指摘されていました。国際的には、アルコール・飲酒に関する放送での露出に関しては、未成年飲酒の助長や、過度飲酒の助長により、成人倫理観や健康への悪影響の懸念があるなどとして、問題視する風潮が常識になっています。
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