12日午前9時頃、鹿児島県長島町浦底の肉用鶏養鶏場で、平常時の3倍の数の鶏が死んでいるとの通報が、北薩家畜保健衛生所にあった。同家畜保健衛生所が、この養鶏場の鶏13羽について簡易検査を行ったところ、12羽からA型の鳥インフルエンザウイルス陽性が確認された。現在、PCR検査を行っており、HPAI陽性が確定した場合は、この養鶏場の鶏約5万3,000羽を殺処分することになり、鹿児島県では今季3例目となる。長島町は、2例が相次いで発生した出水市の対岸にある島にある。出水市とは橋で結ばれており、複数の養鶏場がある。
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