関西にも高い市場シェアを誇る、あの銘柄
鳥取県は2日、1日に肉用鶏の異常大量死が報告された同県米子市の肉用鶏養鶏場での鳥インフルエンザ疑い事例について、遺伝子検査(確定検査)の結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されたと発表しました。これを受けて鳥取県では、直ちに、この肉用鶏養鶏場の肉用鶏の全数にあたる約7万5,000羽の殺処分や、発生農場から半径10km圏内を通過する車両の消毒などの防疫措置に着手しました。
●鳥取県の発表情報
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1409456/1202_001_siryoteikyo.pdf
鳥取県米子市などの鳥取県伯耆地域で生産される鶏肉は、伯耆富士の別名をもつ「大山」を冠したブランド名で販売されており、距離が近い関西地域でも比較的高い市場シェアを誇っています。
日本海テレビではデマ報道
鳥取県と島根県をカバーする日本テレビ(NNN)系列の日本海テレビ(鳥取県鳥取市)は、1日の疑い事例の時点の報道で、鳥取県が「鳥インフルエンザは人に感染することはない」としたとの誤認ニュースを配信していたことがわかりました。FMGは、鳥取県の公式ホームページを確認、「鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除き、通常では人に感染しないと考えられています」と説明されていることから、事実に反する報道であると突き止めました。
●日本海テレビの報道(問題の箇所は、リンク先動画の1分18秒以降)
https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nkb3153c229ec748bab15851a4e39cb7ca
鳥取県の公式ホームページでは、他にも「家禽肉を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザに感染した事例は、世界的にも報告されていない」と報じていますが、これは混乱を招くコミュニケーションであるとして、FMGでは注意を促しています。国際的には、経口摂取による感染は議論の関心外であって、飛沫・空気を介した感染をどう防ぐかが、議論の中心となっています。ロイターの報道では、フランスのパスツール研究所呼吸器感染症センターの責任者が「鳥インフルエンザ(のヒト間感染)は、新型コロナウイルスの次にくるパンデミックの懸念があり、パンデミックが現実のものとなった場合、事態はより深刻なものになる可能性がある」として、注意を喚起している旨を報じています。真に冷静な対応とは、「鶏肉や鶏卵を食べることは、そもそも求めない」ということです。このことは、一人ひとりが確認し、しっかりと認識したうえで、毅然とした行動に反映することが強く求められます。


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