NHK「選挙ポスターの公平性のため」と苦しい言い訳
NHK和歌山放送局の職員が、記者会見の際、和歌山県の政治家、本間奈々氏に対して、「ブルーリボンバッジを外せ」と圧力をかけた疑惑が急浮上し、ネット上で波紋を呼んでいます。そこでFMGは、この疑惑に関して、NHKに質問をしました。これに対してNHKは、このように回答しています。
「(ネットで騒然となっている)ブルーリボンバッジ」だけではなく、政治信条に関わる、4つすべてのバッジを外すように、本間奈々氏に求めた。当該の和歌山放送局の職員は、選挙ポスターに映り込むと、選挙戦で不公平が生じ、問題だと思ったので、圧力をかけた。しかし、(ネットで大炎上した)後にこの行為は行き過ぎた対応であり、誤りだと気づいた。」
FMGは、「ならばNHKは不公平な報道をしていないのか。マクドナルドやマイクロソフト、アップル、中国ECサイト企業(TEMU、SHEIN)などへの忖度はどのように説明するのか。」「NHKはほんとうに日本人のための放送局なのか」「政治家が政治運動の意思表示バッジをつけるのは至極当然のことだ。NHKの圧力は的外れとしか言いようがない」と、NHKの回答を痛烈に批判しました。ブルーリボン運動は、北朝鮮日本人拉致被害問題の解決を目指す、日本全体を挙げての全国民的な運動です。ネット上でも、「ブルーリボンバッジを外せなんて、NHKは北朝鮮の肩を持つ気なのか」「NHKの亡国化に歯止めがかからない」「NHKは解体しかない」と、やはり痛烈な批判が飛び交い、NHKは、国民への説明責任を逃れることが許されない四面楚歌状態となっています。本間奈々氏は、自身の公式Xで、21日にNHKから謝罪があった旨を報告していますが、その中で、「NHKの謝罪では、『(FMGへの説明と同じく)ブルーリボンバッジに特定したものではない』とありましたが、私ははっきりと、『ブルーリボンバッジを外せ』と聞いたし、仲間からも、『日の丸バッジはよいが、ブルーリボンバッジはダメ(とNHKは言っていた)』と聞いた」との旨でポストしており、NHKの言い分とは明らかな食い違いがあります。はたしてNHKの隠れた真意は何なのか、公共放送NHKへのさらなる詳細な追及と説明責任が求められる情勢となっています。
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