【若年者も注意】若年性認知症が怖ければ、今すぐマクドナルドをやめなさい!:その他外食などでの注意点も

ヘルスケア(健康)

輸入加工ミンチ肉だからこその盲点

あなたは、かつて狂牛病騒動で日本全体がパニックに陥ったことをご存知でしょうか。この騒動をきっかけに、牛肉の特定危険部位(30月齢以上の牛の頭部(舌・頬肉・皮を除く)・脊髄及び脊柱と全月齢の牛の扁桃及び回腸遠位部)の流通が法律で禁止されたのです。牛の特定危険部位には、脳への蓄積性が疑われるプリオンタンパク質(BSEプリオン)が含まれる可能性が否定しきれず、それを含む食品の経口摂取によって、脳がスポンジ(海綿)状になって機能しなくなる牛海綿状脳症(BSE)に感染・発病する原因になる疑いが指摘されたからです。

少なくとも国産の牛肉に関しては、特定危険部位の廃棄は確実に行われているとみられており、国産牛肉を摂取することによるBSEへの感染・発病の可能性はないと考えられています。厚生労働省のウェブサイトによりますと、直近でのBSE対策の見直しは、7年前の2017年(平成29年)に、緩和されるかたちで行われています。輸入牛肉のBSE対策についても、日本政府が各国に協力要請が行われており、BSEにかぎっていえば、スーパーやデパートなどで一般流通している食肉を現物確認して購入し、自ら調理して食べるかぎり、国産牛肉と同様に、心配がないと考えられます。

ところが、盲点もあります。それは、輸入(海外加工)のミンチ加工品を外食などで扱っている可能性がある場合です。日本の食品衛生法や、それに関連する食品関連法規では、外食については法規制が緩くなる傾向があるからです。しかも、加工度が高いもの、とくに外食で揚げたり焼くなどの店頭再加工を施して提供されるものについては、法律で明文化して規制することが困難であるという理由から、事実上チェックをすり抜けている可能性も否定できません。これに関しては、法規制に期待することはほとんどできず、各事業者の良識に委ねるしかないのが現状です。それでも疑わしいのであれば、そのような加工度の高い輸入牛肉製品(例:牛ミンチ肉を使用したハンバーグなど)は食べないことです。

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