5月30日、日本テレビ系列で放送の「ダウンタウンDX（デラックス）」の番組内で、出演の博多大吉の朝酒（昼飲み）習慣を批判されていたことがわかりました。問題の朝酒習慣は、博多大吉がMCを務めるNHK総合の情報バラエティ番組「あさイチ」の番組終了後、明日放送分の打ち合わせを終えて、渋谷区のNHK放送センターを出た直後の習慣です。博多大吉は、あさイチ関連の仕事を終えたあとの日常的ルーティンを暴露し、「NHKを出て、（あさイチに出演の相棒の華丸と）朝酒をやるために、最寄りの24時間営業の寿司店に駆け込む」「朝酒は（NHK総合では、あさイチ終了から約35分が経った「キャッチ！世界のトップニュース」を放送中の）午前10時30分から始める」と語りました。これについて、相棒の華丸は、毎回大吉に付き合わされる朝酒は、実は乗り気ではないという本音を語ったということです。
これに関して、ダウンタウンDXの出演者は「早すぎる」と呆れた様子、そのうえで、「まだ『ヒルナンデス』（日テレ系列で午前11時55分から放送の情報バラエティ番組の名称）！」と、ダジャレ混じりに、大吉のあまりにも非常識な行動を批判したということです。
朝酒はNHKに広くはびこる組織文化か？大吉もNHKに影響されたか？
NHKあさイチの、NHK職員による朝酒常習化問題は、以前から取り上げているとおりですが、そもそもNHKあさイチの朝酒常習化問題とは何なのでしょうか。
NHKあさイチの朝酒リポートは、NHK東京に限ったことではなく、全国のNHK地方局のリポーターもやっていることから、朝酒に罪悪感を感じない異常ぶりは、全国のNHKに蔓延っていると考えられます。この朝酒問題に関して、「NHK内に罪悪感はないのか」「NHKは視聴者に対して経緯説明や謝罪はしないのか」とNHKに質問しても、NHKは「朝酒リポートの何が悪いのか」と開き直る様子であり、もちろん、経緯説明も謝罪もありません。博多大吉にもともと朝酒を厭わない習慣があった可能性もありますが、NHKあさイチに出演しているうちに、NHKに染み付いた朝酒習慣を悪いと思わない雰囲気に影響された可能性も考えられます。このことに関して、NHKは誠実に説明をすべきです。
少なくとも、酒の嗜みに関していえば、博多大吉を除くダウンタウンDXの出演者は、「朝酒は非常識であり得ない」という常識人だといえるでしょう。NHKあさイチの朝酒がいかに非常識であるかを、民放のテレビ番組で客観的に示したかたちです。これが日本の公共放送なのでしょうか。NHKは恥を知るべきです。
コメント