原因は不明、日マクド「サイバー攻撃ではない」と火消しに躍起
15日、日本国内など世界各国のマクドナルドで大規模なシステム障害が起き、マクドナルドの顧客会計システムが使用不能になる事態に陥りました。そのため、日本国内でのマクドナルドでは、一部の店で休業に追い込まれたり、営業店でもレシートの手書き対応を余儀なくされたということです。日本以外にも、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、香港、韓国など、とくに日本との時差が小さい国や地域のマクドナルドでもシステム障害が発生したということです。日本国内でのシステム障害の原因について、日本マクドナルドは、「グローバルなシステムで起きた問題であって、サイバー攻撃によるものではない」と、火消しに躍起でした。さらに、15日夜の時点では、「原因はほぼ特定できた」とも説明していたということです。その後、日本時間の16日朝の時点では、アメリカのマクドナルド総本部(米国イリノイ州シカゴ市)が、「原因は第三者的システムプロバイダーによる設定変更が原因で起きたもの」だという、もっともらしく他責的な説明しているということですが、これまでのマクドナルドの不誠実な対応からみても、これには疑問点が残ります。第三者的な検証が入らないかぎり、現時点では原因は不明と静観するのが、最も妥当な解釈なのかもしれません。
マクドナルドは各国独自経営ではなかった!日マクドの欺瞞露呈
今回のマクドナルドのグローバルなシステム障害は、日本マクドナルドの欺瞞を暴くことにもなり、市民層の嘲笑の的にもなっています。これまでに日本マクドナルドは、「日本マクドナルドは独自経営であり、アメリカのマクドナルド(本部)とは一切関係がない」と説明していました。もしこの説明が真実なら、日本マクドナルドのシステムは、日本国内完結となっているはずであり、問題が発生した場合も日本だけの発生となり、アメリカなど海外の影響は一切受けないはずです。詳細は不明ですが、今回のシステム障害は、米国シカゴ時間で深夜にあたる時間であることや、米マクド総本部が全世界に向けて説明をしていることから、アメリカのマクドナルド総本部の委託先にあたるどこかのシステムプロバイダーによる何らかの操作が原因で起きた可能性が高いとみられます。(営業への影響を最小にするために、システムの集中的保守管理は、営業時間外か来客数の少ない深夜に行われることが通例となっています。)今回のシステム障害が世界規模で起こっていることから、日本を含む世界のマクドナルドは、アメリカのシカゴ総本部がハブとなるかたちで、海外とも関わりを持っているという実態が露わになり、またしても日本マクドナルドの欺瞞が露呈することとなりました。
マクドは「NHKの血液」?NHKでも名指しで報道
NHK(東京都渋谷区)のマクド偏愛も露呈です。今回のシステム障害に関してNHKは、これまでに全国ニュースとして2回の記事配信を行っていたことを確認しています。さらに、NHK放送センターからの山手線の最寄り駅にあたる原宿駅近くのマクドナルド店舗で徹底取材も行っていたことも、記事から見て取れます。NHKにとってマクドは血液のような存在なのでしょうか。公共放送であるかぎり、このようなNHKの対応は異常というべきではないでしょうか。
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