フィリピンの入国管理当局によりますと、東京都などの関東を中心に多発している強盗事件に関し、フィリピンからSNSで闇バイトの指示を出していたとみられる犯行グループの「ルフィ」を名乗る人物の本名は、「渡辺優樹」とみられるということです。この、「ルフィ」こと「渡辺優樹」容疑者は現在、フィリピンのマニラ郊外にある入国管理局の収容施設に身柄を拘束されているということです。また、この収容施設には、「ルフィ」と同じ犯行グループに属するとみられる「IMAMURA KIYOTO」という人物も収容されているということです。今後、日本の警察当局は、日本国内での容疑者逮捕に向けて、フィリピンの当局に対して、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて、日本人容疑者のフィリピンからの国外退去処分と日本国内への身柄引き渡しを求めて両国間で協議を進めるとみられています。
「海外に対する日本の警察の立場は弱い?」国際警察のハードルの高さを狙ったか
ICPOの取り決めで、たとえ日本国内で起こった事件の首謀者(容疑者)であっても、その首謀者が海外の国にいれば、首謀者の扱いは、その国の法律や制度に基づいて行われることになっています。そのため、日本の警察は直接手が出せないことになっており、例えば、警視庁のような日本の警察が、フィリピンに出向いて、現地で逮捕、というようなことはできません。日本国内で逮捕するためには、両国間での身柄引き渡し交渉などで、ICPOを介した煩雑な手続が必要になります。「ルフィ」などによる日本人犯行グループは、このような国際警察制度の高いハードルと、国境を感じさせないSNSに目をつけ、自身は逃げ得になることを狙って、日本国内の拝金主義やギャンブルに溺れた低俗者を闇バイト募集で「麦わらの一味」につけ、商業マンガ「ONE PIECE」さながらの海賊的犯行を企てたのではないかと疑われます。
Caption Jingle:”Prompt Report” by table_1
BGM:”Dayly News” by Make a field Music
Ending Jingle:”モノローグⅡ” by Amacha
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