【速報】新潟と鹿児島の養鶏場で鳥インフルの疑い、ほぼ同時、いずれも各地域今季初

新潟県阿賀町の肉用鶏養鶏場で17日、鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例が発生しました。所管する下越家畜保健衛生所に、死亡羽数の異常増加がみられるとの通報が養鶏場からあり、家保職員がその養鶏場に駆けつけた時点では、50羽以上の鶏が死亡していたといい、A型インフルエンザの簡易検査で陽性が確認されたということです。現在、遺伝子検査を行っており、新潟県では、遺伝子検査で陽性が確認された場合、直ちに殺処分などの防疫措置が講じられるということで、北陸・信越地域では今季初の家禽飼養場での発生事例となります。この肉用鶏養鶏場の飼養羽数は約15万羽ということです。

新潟県の公式発表
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kikitaisaku/2022toriinflu-utagai.html

さらに、鹿児島県出水市の養鶏場でも同日、鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例が発生しました。鹿児島県によりますと、家畜保健衛生所に通報があった養鶏場の死亡した鶏13羽について簡易検査を行ったところ、9羽からインフルエンザ陽性反応が出たということです。現在、遺伝子検査を行っており、遺伝子検査の結果は18日の午前中には判明する見通しだということです。鹿児島県では、遺伝子検査で陽性が確認された場合、直ちに殺処分などの防疫措置が講じられるということで、九州地域では今季初の家禽飼養場での発生事例となります。この養鶏場の飼養羽数は約12万羽ということです。出水市では、昨年にもバタリーケージ採卵養鶏場でのHPAIが2例発生しており、鹿児島県長島町では、本年1月(昨季)に、肉用鶏養鶏場でHPAIが発生しています。

鹿児島県では、18日午前9時30分から10分間の予定で、野村哲郎農林水産大臣と塩田康一鹿児島県知事との、鹿児島県におけるHPAI発生が疑われる事例の発生に関して、今後の防疫措置について話し合うウェブ会議を開催することを決定しています。

鹿児島県の公式ウェブサイト
https://www.pref.kagoshima.jp/index.html

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