NHK Eテレ（教育番組チャンネル）の有害番組「天才てれびくんhello,」で、正規の番組枠（17:35〜18:00）であるにもかかわらず、約2ヶ月前の番組内容の再放送を行っていたことが、ふなあん市民運動メディアの調べで明らかになりました。画面左上には、確かに、「5月26日の再放送です」の文言の標記が確認できます。
内容は再放送でもNHKの編成上は「初回放送扱い」
7月25日の番組予告でも、以前に見覚えのある内容が紹介されていました。しかしながら、NHKの番組ホームページを確認すると、「初回放送」になっていました。この矛盾しているともとられかねない状況について、NHKは、「内容は再放送であっても、新たにテロップを挿入するなどの編集を少しでも加えた場合は、初回放送扱いになります」と答えました。天才てれびくんhello,でこのところ、正規枠での再放送が続いているとみられることについてNHKは、「コロナ禍などの影響で、番組制作を制限せざるを得ない状況にあるため」と答えていますが、ふなあん市民運動メディアでは、番組内容の教育倫理上の問題の批判を受けた、内容そのものの練り直しに時間がかかっているのではないかとの見方をしています。実際に、天才てれびくんhello,では、縄文生活体験や牧場体験、リアルゲームなどの、シンセティック・コンセプトへの批判をかわしているのではないかと思われるような内容も最近放送されており、同一内容の再放送は、そのような内容の番組制作が間に合わないことによる措置ではないかと分析しています。
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