きょうは立春です。太陽黄経は315°、雨水(330°)、啓蟄(345°)、春分(0°)と、あと3節気で、「寒さは春の彼岸まで」の春分ですから、春本番はもうすぐそこです。この先数日は厳寒期の寒さが戻る予報が出ていますので、早春賦の歌詞にあるような状況になりますが、そのような三寒四温を繰り返していくうちに、三寒四温のばねが減衰していくかのように、寒さの起伏は穏やかになり、気づいてみれば、草木が芽吹く、気持ちよい春になっていきます。早いものでは、立春を過ぎてから、春の種まきがスタートします。ぎんぶなのうえんのような露地ものの場合は、低温に適応性があるもの(トンネルまき)や、低温による休眠打破により発芽が促される、発芽に時間を要するようなものに限られますが、ハウスが使える農家では、育苗に時間を要するトマトなどの種まきが始まります。能勢のぎんぶなのうえんでも、時々山間地特有の雪空に覆われる中で、春の農繁期に向けての準備を進めています。
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