【無責任】味の素リスコミ忌避の実態、化学力のあるコミュニケーター不在

モンサント時代の味の素のロゴ(1985〜1999;NACS)

WHO・IARC包囲で詰み焦りも

食品添加物大手の味の素(東京都中央区)の甘味料・アミノ酸含有食品のお客様相談窓口に、リスクコミュニケーションに必要な化学力を有するコミュニケーターを一人も置かず、コミュニケーターに化学力がないことを理由に、合成甘味料のリスクコミュニケーションを忌避する実態があることを、FMGの取材で突き止めました。合成甘味料の毒性など、企業にとって都合の悪いことを意図的に隠蔽し、説明責任を意図的に逃れるという、味の素の悪質性が曝け出されることになりました。

取材の冒頭で、コミュニケーターが「最近の報道を受けての問い合わせですか」と問い質す一幕もあり、WHOやIARCがアスパルテームなどの合成甘味料に関して締め付け包囲網を敷いてきていることに焦りを隠せない味の素の内情も露わにされました。

味の素は1980年代からアスパルテームの国内供給を開始、さらに、2013年には、そのアスパルテームを化学修飾することで。アスパルテームの200倍以上の甘味度を持つとされるアドバンテームを世界で実用化(日本では、2014年に食品添加物として認可)した、合成甘味料の世界市場においても突出した存在であり、WHOやIARCがマークしている企業の一つとみられます。

味の素はDDTの黒歴史も持つ。味の素はれっきとした化学会社だということがわかる。

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