【特報】アスパルテームに発がんの可能性、グループ2B、IARC

あの有害農薬と同等の発がんリスク認定

IARCは14日、合成甘味料アスパルテームの発がん性分類について、人に対する発がんの可能性を認める2Bとする分類結果を公表しました。

Aspartame hazard and risk assessment results released

下の参考資料は、アスパルテームと同じ、発がん性分類2Bに指定されている化学物質の例です。いずれも分子構造をみるからに毒々しく、発がん性に何ら疑いのない面々ばかり。今回の決定が国際社会に及ぼす衝撃がいかに大きいかがおわかりいただけるかと思います。

【参考資料】アスパルテーム以外の発がん性分類2Bの化学物質の例

  • クロロフェノキシ系除草剤
  • tert-ブチルヒドロキシアニソール(BHA;輸入食品で多くみられる酸化防止剤)
  • クロロタロニル(TPN;日本国内で野菜などにも多く使用される農薬(殺菌剤))
  • DDT(※現在使用禁止のPOPs殺虫剤)
  • p-ジクロロベンゼン(最も使用量が多い衣類用防虫剤。化学物質過敏症の発症原因物質としても有名)
  • ジクロルボス(DDVP;「バポナ」などの商品名で知られる)
  • パーフルオロオクタン酸(PFOA)

国内最大メーカーに激震か?「ノーコメント」

FMGは日本国内でアスパルテーム原体を製造・供給する食品添加物大手味の素を直撃取材しました。すると、意外な答えが返ってきました。

「答えを持ち合わせておりません」(ノーコメント)

これが、CSV経営を標榜する、日本を代表するグローバル企業がとる態度なのでしょうか。あまりにも衝撃が大きすぎて、言葉に出ないのでしょうか。とはいえ、このような言い訳が通用するはずがありません。

IARCが「アスパルテームに人発がん性の可能性を認めた」わけで、そのことが世界中に知れ渡り、引くに引けない状況に追い込まれているワールドワイド・アスパルテーム・サプライヤーでもあるAJINOMOTO。今すぐやるべきことは、誠実に説明し、誠心誠意を尽くす、それに尽きるのではないでしょうか。

味の素の株価は、6月29日にIARCによるアスパルテームの発がん性分類に関するプレスリリースがあってからすぐ、7月1日頃から下落が続いています。(株価チャートを参照)

●味の素の株価チャート
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=hiasi&scode=2802&ba=1

「発がんトクホ」自動的に確定!

日本コカ・コーラのコカ・コーラプラスと、キリンビバレッジのメッツコーラが、自動的に「発がんトクホ」として確定することとなりました。

【有害性表示】

IARC発がん性グループ2Bのアスパルテームは、体内で効率的にホルムアルデヒド(IARC発がん性グループ1)を発生させるなどの作用によって、人に対して発がん性を示す可能性が国際的に認められています。赤身肉や加工肉を多用した食事とともに本品を摂取することにより、がんをより発生させやすくなることが期待されます。アスパルテームとして、体重1kgあたり40mg/日を上限として、自己責任において摂取してください。

※本品の飲用により、悪性新生物(がん)の発生を保証するものではありません。摂取方法によっては、がんが発生しない場合も多分にあります。
※毒性は発がん性に限るわけではありません。実際の摂取の判断に際しては、発がん性以外の毒性も十分に考慮してください。
※この有害性表示は、実際の製品に表示されているわけではありません。WHOやIARCの決定事項や化学的知見、化学的考え方に基づき、FMGが独自に作成した案になります。

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