能勢でガチで草を刈りませんか?(※軽い気持ちの人お断り!「ヘンな鮒」限定!)

利他精神旺盛な「ヘンな鮒」、待っています!

こんにちは、鮒ちゃんです。
大阪のてっぺんといわれる、大阪府能勢町の里山の大地で、草を手刈りしています。

草を刈ったり、農作業をするために、豊中の事務局から自転車で2時間半かけて、能勢まで通う、「ヘンな鮒」です。

あなたも、「ヘンな鮒」になって、能勢の魅力づくり・町おこしに主体的に参加してみませんか?

手刈り除草・里山活動のリアル

「噴霧器やドローンで散布されるラウンドアップ(グリホサート)などの害から能勢の大地を守りたい!」その愚直なまでの強い想いが、「能勢版草刈り十字軍」ともいえる草刈り泥鮒群への参加をを呼びかけるに至りました。そして、草を丁寧に手刈りしてスッキリした大地には、なにわ伝統野菜をはじめとする固定種野菜などを作付けし、化学合成農薬や硝酸性窒素肥料、動物性資材を一切使用しない安全・安心と、自然農法の考え方を取り入れたIPM(総合防除管理体系)技術による高品質・高収量とを両立する銀鮒農法の開拓をも目指していこうとしています。昔の野菜の味がする風味豊かな銀鮒農法の固定種野菜は、銀鮒の里学校の学校給食(ヴィーガン給食)に取り入れることを想定しています。

誰もがすぐに草刈機に頼るなかで、あえて鎌での手刈り草刈りにこだわるのには、実用面で優れているだけではなく、さまざまな哲学的な理由があります。やってみるとわかるのですが、要領さえよければ、草刈り機よりも作業がはかどり、作業ミスも少ないのです。燃料やバッテリーの電力の消費もないから、省エネで地球温暖化防止にも役立ちますし、良い道具を持ち、刃研ぎなどの手入れをしながら、しっかりと大地に向き合って作業をするという、羅須地人協会の宮沢賢治が悟りを啓いたような本来の農作業の哲学世界に触れることができるのも、この手刈り除草の醍醐味なのです。我を忘れて、手刈り除草に一所懸命に取り組むことで、固定観念や依存でこれまで見失ってきた世界がいかに多かったかを気づかせてくれるはずです。

一所懸命に取り組むので、酷暑期には、5Lもの水分を摂取し、全身にバケツで何度も水をかぶるくらいの汗をかきます。

作業が終わって、事務局に着くと、一気に疲れが出て、バッタンQでぶっ倒れます。

造林鎌を何度も刃研ぎ、新品の鎌の釘を、その日のうちに飛ばしてしまうほどの、タフな作業です。

マムシやヤマカガシなどの毒蛇や、マダニなどの感染症媒介害虫対策のため、真夏でも長袖長ズボン・手袋で「完全武装」しての作業です。(もし万が一、マムシやヤマカガシに一度でも噛まれると、対応する血清を保有している最寄りの病院へ即救急搬送しないと、生命の保証はありません。トノサマガエルやツバメの雛が蛇に食べられるシーンに出くわすこともあります。里山は優しいようで、厳しい世界です。)

このように、能勢の広大な大地(ほ場)の手刈り除草には、並々ならぬ精神力(レジリエンス)と体力、そして、「能勢の里山の発展のためなら、自ら身を削ってもよい」と思うくらいの揺るぎない利他精神が必要になります。高齢を言い訳にしてNPOの運営が破綻した例や、カネを得ることが主目的となり、本来の目的を見失ってしまった例や、都会人の思い込みが強いために、食い違いで地元住民に迷惑をかけてしまった例や、自然の厳しさに打ち負かされ、事実上挫折した事例もいくつも見聞きしています。これらの失敗事例全てに共通しているのは、その考え方の根底に「好きなことをやればいい」というような、能勢の里山を「趣味やリゾートの充足の場」として利用しようという安易な考え方があることです。能勢の里山には、里山のみならず、大阪をはじめとする都市部の社会や人間性を再生するだけのポテンシャルを秘めています。古きよき社会がもっていた日本のよいものが、能勢の里山にはあります。それらの多くは、忘れられようとしていますが、手刈り除草や固定種農業を通じて、思い起こさせてくれるのです。

趣味の充足のために来ればいいという身勝手で生半可な方は固くお断りします。それは、地元住民にも迷惑がかかりますし、銀鮒の里学校の学校づくりの支障にもなりますし、なにより、あなたのためになりません。里山を甘く見たツケでマムシやマダニに噛まれて死の淵を彷徨うだけです。一生、能勢のために尽くし、一生、能勢で暮らすくらいの覚悟がある人を求めています。

強靭な精神力も体力も自己管理能力も必要になりますが、能勢を真剣におもしろくしたいとお考えの「われこそはヘンな鮒だ!」と自負する方は、まずは一度、私、鮒ちゃんに、この記事のコメントでぜひ、あなたの真剣さを伝えてください。真面目で真剣な方は、話し方でわかりますから、気軽にコメントしていただければ結構です。鮒ちゃんも、迷惑をかけるような厄介な人を紹介するわけにはいきませんから、慎重な審査はさせていただきます。これも、みんなで楽しくやりがいを感じながら、苦しいことも助け合いながら力強く乗り越えられる町おこしができるようにするために必要なことですから、ご理解ください。

大地としっかりと向き合うことで、さまざまな気づきを得ることができます。

「草刈り泥鮒群」へのあなたのご参加を、「ヘンな鮒」は心より歓迎します。

あなたも、上の写真のように、鎌で草を刈ってみませんか?(顔はおバカですが、真剣です。)

コメント

PAGE TOP
⚠警告:非認証ユーザーのコピー行為はあなたにとって重大な法令リスクを伴います。