【注意喚起】巷に溢れる「大麻肯定論」はすべてデマ!

近年、SNSなどで「大麻肯定論」が溢れ、問題となっています。これらは決まって「海外では大麻の規制緩和が進んでいるが、日本は立ち遅れている」という論調です。しかし、現実は、決してそうではありません。たしかに海外では医療用大麻としての活用の検討はなされてはいるものの、SNSなどで話題になる素人の嗜好的使用に関しては全く別次元の話であり、依然として規制の対象となっている国や地域が大勢を占めるのが現状です。そのような、大麻に対する誤解に警鐘を鳴らすマスメディアでの動きが、TOKYO FMでありました。その動きとは、6月6日日曜日の同FM局の放送で、厚生労働省 監視指導・麻薬対策課の薬物取締調整官が、大麻に関する真実を語り、デマに注意するよう警鐘を鳴らすものでした。

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大麻デマに絶対に騙されない鉄則

合法品を含めた大麻(ヘンプ)製品は一切買わない

最近では、一部の自然食品店や食品スーパーでも、「スーパーフード」と称してヘンプシード(麻の種)やヘンプシードオイルが販売されていたり、免税店のディスカウントストアでは、CBDと称する大麻タバコ(デバイス)が販売されていたりしていますが、これらは、現在の法律では規制しきれない「法の網」をかいぐぐって販売されている、一歩間違えば、大麻取締法違反で逮捕されかねない、危険なグレーゾーン商品です。考えてみてください。大麻由来の製品が出回るかぎり、必ず、その製品には使用されない、葉や根などの副産物が発生します。このような副産物は、数少ない有力な資金源のひとつとして、反社会的勢力が虎視眈々と狙っています。どこからそんなに大麻が出てくるか、疑問に感じたことがありませんか。違法栽培のような例も多くありますが、合法(グレーゾーン)麻製品の大麻(ヘンプ)繊維や種子を製品化した後に残る残渣が何らかの隙に反社会的勢力に漏洩し、違法な大麻取引が行われている可能性も否定できません。合法品であっても、大麻(ヘンプ)由来製品の需要がなければ、大麻副産物の発生も未然に防ぐことができ、反社会的勢力の排除にも有効に働きますので、大麻不買の宣言を行いましょう。いうまでもないことですが、スーパーフードだから、仲間に勧められたからといって、種の一粒であろうとも、ヘンプ食品を買うようなことは、絶対にやめましょう。

大麻タバコはタバコの延長、タバコと同じく絶対にダメ!

大麻デマで多いもののひとつに、「タバコのニコチンは有害だが、大麻タバコは安全」というものがあります。タバコも大麻タバコもどちらも有害であることには変わりありません。大麻タバコには、強い幻覚・酩酊作用のような、一般的なタバコにはないような有害性もあり、そのような作用によってもたらされる精神的異常が社会的危害を及ぼすおそれがあるというのが、大麻禁止の大義になっているのです。化学のプロフェッショナルが、医療用大麻の使用の是非を議論することと、元素記号すらわからないような化学のド素人が、嗜好品大麻の是非について語ることとを混同すること、それこそ、ミソもクソも一緒くたにするということです。絶対に許してはならない誤解です。もし、あなたの身近に大麻タバコ肯定論を口走っている人(実際の使用者を含む)がいましたら、間違っていても構いませんので、遠慮なくふなあん市民運動メディアに通報してください。カウンセリングのうえ、必要があると判断されれば、然るべき保健当局もしくは警察に通報(情報提供)代行もできます。

大麻肯定論者とは距離を置く(お付き合いはしない)

少なくとも、化学に精通している人の間では、大麻などの向精神性薬物の恐ろしさや理不尽さはよく知っています。言いかえれば、大麻肯定論者には、低知性の人が多いということになります。人は知性を高めていく過程で、化学も身に着けていきますから、常識レベルの化学リテラシーもないような化学音痴の人の知性は低いだろうと疑って、ほぼ間違いありません。化学音痴だからといって、すなわち大麻肯定論者だと断定はしないものの、大麻肯定デマに振り回されるリスクは高いといえます。少なくとも、あからさまに大麻肯定論を口走るような人とは、関わりを持たないことを、あなたの人脈を守る処世術として強くおすすめします。FacebookなどのSNSでは、薬物取引などの違法な情報の発信は建前上は禁止しているものの、実際には、大麻デマが放置され、違反通報しても無視され野放しされたりしていますので、商業SNSそのものをキッパリとやめることも、あなたを守るうえでの英断となります。

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