銀鮒の里アカウントのログイン認証には、社会通念上、仕事用のメールアドレスとして容認されるメールアドレスが必要です。
仕事用のメールアドレスの閾基準の考え方
仕事用のメールアドレスとは、交付時に、電気通信事業者や交付申請者の申請先(勤務先など)の第三者による審査が必要となるメールアドレス、もしくは、自営業者やフリーランス、公益市民活動体の方が電算機的名刺の意味を兼ねて、仕事の用に供する独自ドメインのメールアドレスのことであって、信用の所在するメールアドレスのことを指します。
その一方で、交付時に審査を必要とせず、即時無条件で交付されるフリーメールや、いわゆる「捨てメールアドレス」は、信用の所在しないメールアドレスとみなされます。これらの信用の所在しないメールアドレスは、交付審査過程がない仕組み上、反社会的組織やその関係者、詐欺グループなどの不法行為懸念主体でも取得が可能な状態となっています。このことから、信頼のおける市民公益活動コミュニティやビジネスセミナーにおいて、信用の所在しないメールアドレスでの認証を不認証(棄却)とするのは、これら不法行為懸念主体の未然排除の意味合いがあるといえます。
加えて、とくにGAFAM系のフリーメールサービスでは、これらに独自のサーバー管理システムによって、メール不達などでメールでの意思疎通そのものに支障が及ぶ可能性があり、これらに個別で対策をするだけの妥当な理由がないことも、不認証の理由となっています。
なお、メールアドレスではありませんが、各種商業的サービスのアカウントや、各種SNSのアカウントでの認証を認めていないのも、信用のないメールアドレスの不認証と同様の理由によります。
銀鮒の里アカウント認証で認証可能なメールアカウント(@以下の属性)の例
- 電気通信事業者が各契約者に対して契約審査の上で交付するメールアカウント(例:jca.apc.org, ***.ocn.ne.jp, ***.biglobe.ne.jp など)
- 勤務先の独自ドメインメールアカウント(所属先企業独自保有のco.jp, .jp, .comなど、実質的に社員証や所属先公式の電算機的名刺の役を為すもの)
- 政府機関とその職員(go.jp)、各地方自治体とその職員(lg.jpなど)、学校とその職員(ed.jpなど)のメールアカウント(職員証や所属先公式の電算機的名刺の役を為すもの)
- 自営業者やフリーランス、公益市民活動体が電算機的名刺の意味を兼ねて、仕事の用に供する独自ドメインのメールアドレス(.com, or.jp, .orgなど、所属先公式の電算機的名刺の役を為すもの)
※なお、上記に所属する団体等関係者であっても、上記所定要件を満たすメールアカウントを使用しておらず、フリーメール等をご使用の場合は、不認証となります。
※自営業者やフリーランス、公益市民活動体の場合は、交付申請時や交付後に予告なく、事業実態や活動実態等のヒアリングを行うことがあります。
銀鮒の里アカウント認証で不認証となるフリーメールサービスの例
- gmail.com(Google)
- icloud.com(Apple)
- outlook.jp(Microsoft)
- yahoo.co.jp/ymail.ne.jp(Softbank)
- その他、すべてのフリーメールサービス
※フリーメールサービス以外にも、いわゆる「捨てメール」など、信用のないメールアドレスとみなされるすべてのメールアドレスは、不認証となります。使用はできません。
銀鮒の里アカウント認証に有効なメールアカウントの新規取得方法について
運用方針等は交付機関によって異なりますので、個別的事項にかかる詳細につきましては、各ユーザー様がご所属の勤務先や団体等、または、契約中か新規契約をご検討中の電気通信事業者等にお問い合わせください。
一般的事項にかかるお問い合わせにつきましては、当「お問い合わせ窓口」でのご相談が可能な場合があります。