農林水産省と茨城県は3日午前10時頃、同県八千代町のバタリーケージ飼養の採卵養鶏場の採卵鶏について、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定されたと発表しました。これを受けて茨城県では、事前に方針決定をしたとおり、この採卵養鶏場の採卵鶏の全数にあたる約111万羽の殺処分に着手しました。また、規模が約111万羽ときわめて大きく、事前に検討されていたことから、自衛隊に災害派遣を要請するとみられます。
八千代町には、他にこの採卵養鶏場と同等もしくはこれ以上の規模の採卵養鶏場がないことから、この採卵養鶏場は、昨年3月に倒産したイセ食品のグループ会社のひとつである、エッグドリーム八千代の採卵養鶏場とみられます。エッグドリーム八千代は、2013年10月に、トヨタグループの商社、豊田通商(名古屋市)とイセ食品との合弁企業として設立、2年後の2015年10月には、設計飼養羽数(キャパシティ)を当初の40万羽から現在の120万羽へと拡大しました。現在でも、八千代町で唯一の100万羽超級の採卵養鶏場となっています。



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